<aside> 📝 1939年生まれ、平戸市田平町在住。
超深度接写レンズを組み合わせた虫の眼カメラ「KURIVISION」などの撮影装置を開発し、昆虫を中心に生物生態の瞬間を記録している。
現在は開発した新型KURIVISIONを携え天気のいい日に活動中。
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2024年-85歳
昆虫は、約4億8000年前からこの地球で命を繋げています。色や形が珍しい種がよく注目されますが、ぼくが写している昆虫たちはみなさんが生活する周りに居るものがほとんどです。
しかし、我が家の庭においても、たった20年前と比べるとその数が急激に少なくなっています。原因は世界の気候が変動しているのもありますが、より「便利」な暮らしのために野山を切り開き、外来種を放し、必要以上に強い農薬を使うなど「昆虫たちが住めない世界」にしてしまっているのもあると思います。昆虫たちが住めない世界というのは、鳥たちがいなくなり、山や林が廃れ、野生の動物たちが減ったり暴れてしまう世界です。
この地球を元気にしてくれてる昆虫や自然と、ぼくたち人間とが一緒に楽しく生きていける世界が続くことを願いながら、これからも写し記録していきます。
「海を眺めるバッタ」イラスト by きゅうり(Qcumber_illust)
<aside> 📩 kurivision🐜yahoo.co.jp
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<aside> 👌 ・作品の貸出:映像、写真、特大ロール ・昆虫やクリビジョンに関する企画 ・その他もろもろ
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<aside> 🌊 「ずんずん」:自由な流れで前進する様子、生き様の擬音語
現地人にライフル銃と勘違いされた旧型クリビジョン
こんな小さな生きものたちが なんと神秘的で躍動感に満ちた 生命を持っているのだろう 自然の片隅でけなげに生き続ける 彼らの姿を見るとき 私は改めて命の尊さというものを認識せずにはいられない